第35回ミロンガ開催のご報告
2011年2月4日(金)午後6時30分から午後9時30分まで、第35回目のTokyo Milongaを中目黒GTプラザホール(目黒区)で開きました。ずいぶんと寒さが和らぎ、天気にも恵まれました。参加者数は男性43人、女性43人の計86人(男性比率50・0%)でした。80人台後半はここ3回連続で、お陰様で非常に安定した集客を維持できています。過去35回の累計参加者は2520人、1回当たりの平均が72・0人、男性比率は48・3%。直近5回の参加者数は1回当たりの平均が85・0人となっています。
今回は、神戸を中心に国内外で活躍するタンゴダンサー、Ernesto&RikaのエルネストがTokyo Milongaのために選曲したオリジナルCDでお届けする『神戸ナイト』をお届けしました。エルネストは、毎週土曜日晩にキタノサーカス(神戸・北野町)で開催されるミロンガのレギュラーDJを務めています。Tokyo Milongaの通常の選曲との違いは、①タンダはタンゴ、ワルツ、ミロンガすべて3曲ずつ、②ワルツやミロンガの比率がかなり低い、③ゴールデンエイジの楽団の割合が低い(現代のオルケスタが多い)、などの特徴がありました。通常の選曲とはかなり異質だったことなどから、賛否両論、非常に多くのご意見を戴きました。選曲はどうあるべきか、多くの人たちに少しでも関心を持ってもらうきっかけになれば主催者として嬉しいです。
今回も色々な差し入れを戴き、有難うございました。また、今回はサニーさんと一穂さんのお誕生日祝いとして、久し振りにケーキも並べさせて戴きました。6号ケーキひとつだったため、すぐになくなってしまい、皆さんにいき渡らず、申し訳ありませんでした。
次回のTokyo Milongaは2月10日(木)の開催です。翌日は建国記念の日のため、今回と同じく休日前夜の開催となります。会場は中目黒GTプラザホールです。多くの皆さんのお越しをお待ちしております。
最後に今回の選曲を担当してくれたエルネストの挨拶文と自己紹介を掲載しておきます。
<DJ エルネスト からのご挨拶>
私はDJとしてではなく、タンゴを教えるため、そしてダンサーとして日本にやって来ました。しかし、日本でタンゴを教えることに対する必要性からDJもしています。日本ではパートナーのリカとともにタンゴの指導、ダンサーとしてだけでなく、ミロンガの開催など多様な活動をしています。
ミロンガでは音楽が非常に重要な位置を占め、DJがいかに良い音楽を提供するかが、とても大切になります。来日した時、すでにいくつかのミロンガが存在しましたが、Tanda(タンダ)やCortina(コルティナ)を入れて音楽を構成しているミロンガはありませんでした。そのため、ミロンガでの踊り方にも多くの混乱と不公平さが生じていました。TandaやCortinaがない場合、同じ人が延々と同じ相手と踊り続けてしまうこと、女性は休憩したくても断りにくいこと、男性も色々な女性と踊る機会を失いがちなこと、様々なオルケスタのバリエーションが無く、それぞれの音楽の好みに対する公平さにも欠けること、など。このような点に気づき、ブエノスアイレスのミロンガでDJたちがやっているように、TandaやCortinaを取り入れ、日本でもミロンガを開いてきました。
タンゴを踊ることは、ただ単に踊ることではなく、タンゴの国であるアルゼンチンの文化に身を置くことでもあります。そしてアルゼンチンの一つの重要な文化であるタンゴは、自分だけ、あるいは自分と自分のパートナーだけで踊るのではなく、ミロンガという一つの社会の中で、秩序を持って踊る社交の場の踊りです。音楽はその社交の場の秩序を保つための重要な要素だと考えます。日本の皆さんが私たちの国の文化であるタンゴを好きになり、気持ち良くミロンガでタンゴを楽しんでもらうため、DJとしてこれからも努力したいと思います。
今回、Tokyo Milongaのご好意により、私の音楽で東京の皆さんにミロンガを楽しんでもらえる機会を持て、とても嬉しく思います。ミロンガに来られるすべての方々にとって、気持ち良く、楽しい時間を共有し、ミロンガの一夜を満喫してもらえるよう心より願っています。最後に、私たちは神戸・北野町の『キタノサーカス』で毎週土曜日の夜、ミロンガを開いています。出張などで関西にお越しの際には、是非お立ち寄り下さい。皆様と神戸でお会いできることを楽しみにしております。
Ernesto Borgonovo(エルネスト・ボルゴノボ)
アカデミア デ タンゴ “エル ポルテーニョ” (神戸市中央区北野町)を主宰。ブエノスアイレス出身。
多くのタンゴの巨匠たちに学び、ブエノスアイレスはもとよりアルゼンチン各地(ロサリオ、マールデルプラタなど)でタンゴ指導やショー出演などで活躍。2001年に来日、関西を中心にタンゴ指導、ショー出演などで活動を始める。また、02年にはブエノスアイレスで撮影されたドキュメンタリータンゴ映画「NOSOTROS」(監督=ディエゴ・マルティネス・ビグナッティ、ベルギー映画)にブエノスアイレスの若きミロンゲーロとして主演。本映画はカンヌ映画祭を始め、パリ、ベルギー、そしてブエノスアイレスの映画祭に出展され、高い評価を得た。
02年からパートナーのリカと共に、関西を拠点に、各方面で活動を始める。国内でも実力派タンゴバンドとして活躍中のタンゴトリオ コケータ とともに、数々のタンゴコンサートやショーに出演し、高い評価を得ている。08年には、ブエノスアイレスのタンゴサロンでタンゴトリオ コケータと共にタンゴショーを行い、現地のタンゴファンからも大喝さいを浴びた。09年にはアルゼンチンと日本の国交樹立111年記念として、10年にはアルゼンチン建国200周年記念として、タンゴディナーショーやダンスパーティーを歴史と格式ある神戸外国クラブで開き、利益の一部をアルゼンチンの病院や学校に寄付するなど、アルゼンチンへの貢献のために活動している。また、国内の地方都市や上海や北京などで定期的にワークショップやショーを開くなど、精力的に活動している。
アカデミアに隣接するタンゴカフェ「キタノサーカス café del tango」 は、国内外から多くのタンゴファンがダンスを楽しみに訪ね、本場ブエノスアイレスの雰囲気を醸し出すダンスサロンとしても有名。このキタノサーカスでレッスン(毎週木曜日と土曜日)やミロンガ(毎週土曜日夜)を開き、神戸から世界へ、アルゼンチンタンゴの普及に力を入れている。
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