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2010/05/27

Milongeros(Noriさん)

 久し振りの更新となる「Milongeros」の第3回目は、Tokyo MilongaでDJも務めてくれているNoriさん(♀)です。


 タンゴを踊り初めて7年。ことし8月には待望のブエノスアイレスを20日間にわたって訪れる。ミロンゲーロ・スタイルの国際フェスティバルに参加するとともに、現地のミロンガを満喫する予定だ。「各人がばらばらに踊るのではなく、会場が一体になって踊る。そんなミロンガを早く体験してみたい」


 タンゴという踊りを初めて知ったのは18年前に遡る。映画『タンゴ・ガルデルの亡命』のビデオを自宅で観たのが最初。その時の感想は「変な踊り」だった。当時は二人の子供も幼く、しばらくは育児に忙しい日々を送る。約10年後の2003年に子育てが一段落したことから、地元の公民館でやっていたタンゴサークルに週1回のペースで参加するようになる。

 しばらくして好奇心旺盛な性格も手伝い、徐々に色々なタンゴ講師のレッスンを受け始める。「友達を増やしたかったこともあり、有名な先生には一通り習ってみた。様々な教え方があると同時に、やはり基本はカミナンド(歩くこと)だと分かった」。組み方や踊り方、身長、体型など相手によって自らを変化させながらも、常に「安定感のあるカミナンド」を心がけている。自宅でも鏡の前での練習を欠かさない。


 関心はタンゴだけに止まらず、「踊りの軸や回転の基本を知りたくて」バレエも2年ほどやった。バレエやフラメンコ、タップダンスは「一人でできるのが羨ましい」と思う反面、「教室の発表会に必ずしも出なくていい」タンゴの良さも分かった。発表会やデモに対して「そういう楽しみ方もあってもいいが、恥ずかしいから自分は出たくない」と本音を隠さない。ミロンガに行く時は自分なりに目標を定め、課題克服に取り組む。


 タンゴをやっていて良かったと思うのは「主婦だけでは決して知り合えない人たちと友達になれた」こと。一方でタンゴ人口が決して多くない中、タンゴを止めたくなるのも「レッスンやミロンガに来ている人が同じで、輪が広がらない」と感じる時だ。だから「知らない人に会えるとワクワクする」


 ミロンガで踊りたくない男性は動きが大きく、女性を振り回す人。ガンチョ好きにも辟易とする。「危ないし、疲れる。なによりも恥ずかしい」。逆に楽しいのは、踊りを通して相手とコミュニケーションができる人。「おしゃべりと同じ。自分の考えを上手く伝えたり、相槌を打てた時が気持ちいい」。年を重ねてもそれなりに味のある踊りができるのがタンゴの良さ。「これからも末長く続けていきたい」と考えている。

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